神戸は、多くの大手企業が本社を構えるビジネス街としても知られています。また、商業施設や飲食店が充実しており、ショッピングやグルメも楽しむことができます。できれば神戸で働きやすい環境を手に入れたいと考える方に向けて、今回は派遣社員の残業のルールと残業代について紹介します。

派遣社員の残業に関するルール

派遣社員も正社員と同様に、所定労働時間（1日8時間、1週間40時間）を超えた時間に働いた場合に残業代が支払われます。しかし、派遣社員の残業には特別なルールが適用されることがありますので、そのポイントを押さえておきましょう。

・残業許可の条件

派遣社員が残業する場合、事前に派遣先から残業の許可を得る必要があります。また、派遣会社との契約内容によっては残業が認められていない場合もありますので、自分の契約内容を確認しておくことが大切です。

・残業時間制限

派遣社員の残業時間には、一定の制限が設けられています。労働基準法では、1週間あたりの労働時間を40時間と定めており、それを超える場合が残業に該当します。また、1か月あたりの残業時間は通常45時間以内ですが、派遣会社や業務内容によっては異なる場合がありますので、こちらも契約内容をよく確認しておきましょう。

派遣社員の残業代について

残業代は、派遣社員が残業をした場合でも正社員同様に支払われるべきです。正しく支給されているか確認するためにも、残業代の計算方法や未払いの対処法について知っておくことが重要です。

・残業代の計算方法

派遣社員の残業代は、基本給と残業時間に応じて計算されます。通常、基本給の1時間あたりの単価を割り出し、それに残業時間と法定の割増賃金率（25％以上）をかけた金額が残業代として支払われます。ただし、計算方法は契約内容や派遣会社の規定によっても異なるため、注意が必要です。

・残業代未払いの対処法

万が一残業代を受け取れていない場合、まずは派遣会社に相談しましょう。契約内容や労働時間の確認を行い、未払いが認められる場合は支払いを求めることができます。もし派遣会社が対応してくれない場合は、労働局や労働基準監督署、労働組合に加入している方は、組合にも相談が可能です。未払いの残業代を回収するため、証拠となる労働時間の記録や契約書などを用意しておきましょう。

まとめ

派遣社員が残業する場合には、法律や契約で定められたルールに従うことが大切です。労働時間や残業代についてしっかりと理解し、適切に申請や計算を行うことでトラブルを回避しましょう。

【 株式会社ジェーピーエー】

横浜本社　　 TEL:045-290-8250

西船橋支店　TEL:047-495-8484

神戸支店　　 TEL:078-265-1549

営業時間：平日9時～20時”