派遣社員は、自由に職場を転々とできる反面、契約解除のリスクがあるため生活が不安定になりがちです。そのため、本職とは別の収入源を確保したいとお考えの方も多いでしょう。

今回の記事では、派遣社員が副業を行ううえでの注意点や、オススメの副業についてご紹介します。副業、ダブルワークに興味がある派遣社員の方は、ぜひご覧ください。

派遣の仕事はダブルワーク可能！

派遣の仕事は、基本的にダブルワークをしても問題ありません。なぜなら、派遣社員には正社員の副業禁止のルールが適用されないからです。派遣社員は、あくまで派遣元会社の社員であるため、派遣先企業が副業を禁止している場合であっても、その規則に従う必要はないのです。

派遣社員には会社に縛られない自由がある反面、正社員のような充実した福利厚生がない、契約期間を過ぎると職を失う可能性があるなどのデメリットがあります。このようなデメリットがあるからこそ、自分のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができます。派遣として働くのであれば、その柔軟さを活かして副業にチャレンジしていくのもよいでしょう。

・派遣会社の就業規則に注意する

上述のとおり、派遣先会社が派遣社員の副業を制限することはしません。しかし、雇用関係を結ぶ派遣元会社のルールにより、副業が制限される場合があります。その場合は副業が行えないので、派遣会社に登録する前に、副業が可能かどうかを確認しておきましょう。

また、副業は原則可能ではあるものの、会社に許可を得ることを条件にしている場合もあります。このように、派遣会社によって副業に関する方針は異なります。トラブルを避けるためにも、副業を行う際は、必ず派遣元会社に話を通すようにしましょう。

ダブルワークにオススメの仕事3選

派遣社員の方がダブルワークをする場合、「単発バイト」「在宅ワーク」「スキルを活かせる仕事」のうちのいずれかを選ぶことをオススメします。これらの仕事は、派遣の仕事との両立、プライベートの時間の確保という面で他の副業よりも優れています。以下では、各仕事の特徴をご紹介します。

・1. 好きなときに行える単発バイト

単発バイトをオススメする理由は、好きな日にまとまった時間で働けて、短時間でもある程度の報酬が得られるためです。

普通のアルバイトの場合、毎週の出勤日数や勤務時間がある程度決められており、仕事を気軽に休むことができません。そのため、本職の仕事が忙しい時期でも休めず、体力的にもメンタル的にも大きな負担がかかってしまいます。

単発バイトであれば、自分の体力があるときにのみ仕事を行うことができます。また、空いている時間を有効活用できるため、派遣社員として働きながらでも無理なく効率的にお金を稼ぐことができます。

・2. 仕事時間を自分の裁量で決められる在宅ワーク

在宅ワークは家の中で手軽に行えるため、こちらもスキマ時間を有効活用したい派遣社員の方にオススメです。在宅ワークであれば、仕事時間は自分の裁量で決められるため、プライベートの時間を犠牲にすることなく副業に取り組めます。

・3. プログラマーやデザイナーなどスキルを活かした仕事

何かのスキルを持っている方であれば、そのスキルを活かした仕事を副業にするのがオススメです。スキルを活かした仕事の場合、普通のバイトに比べ高単価であり、うまくいけば本業より稼ぐことも十分可能です。

スキルを活かした副業の具体例としては、プログラマー、デザイナー、ハンドメイド販売、翻訳、講師などが挙げられます。これらは自分の裁量で仕事を行える場合も多く、時間や場所に縛られることも少ない仕事です。そのため、うまく仕事の量を調整すれば、派遣の仕事を行いながらも、大きな負担なくダブルワークを叶えられるでしょう。

副業で生活を安定させましょう

派遣社員は、正社員のように1つの会社に縛られることなく、自由に働ける雇用形態です。しかし、その反面、福利厚生が不十分であり、いつ契約を切られるのか分からないといった欠点もあります。派遣の仕事だけで生活すると、どうしても生活が不安定になりがちです。

副業に取り組んでさまざまな収入源を確保し、リスクの分散を考えてみるのもよいかもしれません。

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