派遣社員として働いている方の中には、何とかして少しでも時給を上げる事はできないかとお悩みの方もいるかもしれません。派遣の時給はすでに決められていて変えられないとあきらめている方もいます。
しかし実は派遣社員でも時給交渉は可能で、実際に交渉によって時給がアップすることもあるのです。時給交渉を成功させるポイントをご紹介しましょう。
派遣の時給交渉を成功させる3つのポイント
派遣社員として時給交渉を成功させるポイントは3つあります。
・1. 派遣先の上司ではなく派遣元の営業担当者に相談する
派遣社員の場合、直接の雇用主は派遣元の会社です。ですから派遣先の上司に時給交渉をしても意味がありません。必ず派遣元の営業担当者に相談するようにしましょう。
・2. 契約更新の約1ヶ月前など勤務の節目のタイミングを狙う
新しい派遣先で働き始めてすぐに時給交渉をしても、すでに契約が成立してしまっているので時給アップは非常に困難です。一方で契約更新間近になって派遣元の担当者に相談しておけば、時給を上げての再契約が望める可能性があります。
ただし、契約更新ギリギリになってしまうと契約内容がすでに決まってしまっている恐れがあります。契約更新の1ヶ月くらい前がベストのタイミングです。また、派遣先の企業に勤務して1年や2年といった節目で時給交渉を行うのも一つの手です。
・3. 交渉できる範囲のアップ幅を確認する
派遣元の企業もいきなり時給を100円上げてほしいと言われてもなかなか受け入れることができません。どのくらいの時給であれば受け入れてもらえるのかを判断することも重要です。
派遣社員として1年勤務したならおよそ10円から50円が相場でしょう。もし派遣先に別の派遣会社からの派遣社員がいるなら、時給がどのくらいか尋ねてみるのも良いかもしれません。
派遣の時給交渉に必要な条件
派遣元も、どんな人に対しても時給アップを認めるわけではありません。やはり時給を上げるためにはそれなりの理由や条件が必要です。
・派遣社員として働いた期間
派遣社員として1年働いた、数年働いているなど、ある程度会社に貢献している事が明らかな場合には、時給交渉を行ってみても良いでしょう。
・アピールできるような資格や実績
高度な技術や資格を持っていればもちろん交渉の材料となりますが、自分がどのくらい成長したかを説明できることでも十分時給アップの可能性があります。派遣先での立場も時給アップに関係します。派遣先の企業から必要な人材だと思ってもらえるように頑張れれば、派遣元も時給を上げようという気になるかもしれません。
必要な条件を揃えて時給交渉を成功させる
派遣社員として働いていても、時給交渉を成功させる事は十分可能です。しかし誰もが納得できるような時給交渉をするためには、交渉のタイミングや相手を間違えない事、時給を上げても良いと思えるような実績を持っておく事が重要です。よりやる気を持って働けるように、十分準備をしてから時給交渉に臨むようにしましょう。
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