派遣社員として働いている方であれば、契約期間が終了した後に契約更新されずに打ち切りになる可能性は否めません。新型コロナウイルスの影響で派遣の打ち切りが増加しているので、いざというときに慌てないよう対策とモチベーションの維持方法について考えておきましょう。
派遣が打ち切りになったときの対策
派遣が打ち切りになった際は以下の3つを整理し行動しましょう。
1.打ち切りの理由が正当か不当か判断する
万が一派遣が打ち切りになってしまった場合、まず考えるべきなのは打ち切りの理由が正当かどうかです。もし派遣社員が無断欠勤を繰り返していたり、明らかな契約違反があったりした場合には打ち切りは正当であると判断される可能性が高いでしょう。
この場合には新しい仕事を探すほかありません。しかし正当な理由なく派遣が打ち切られた場合は、対策を講じる必要があります。まず派遣会社に打ち切りの理由を尋ねましょう。雇用の継続ができないか相談をすると、今後も派遣先で働けるよう環境を整えてもらえるかもしれません。
2.打ち切りが不当な場合は弁護士に相談する
打ち切りの理由が不当なものであると感じるのであれば、弁護士に相談して未払いの賃金や慰謝料などを請求できます。もしお金がなくて弁護士に相談できないということであれば、労働者派遣事業適正運営協力員、労働センター、労働組合などを利用しましょう。
3.失業保険の手続きを行う
できるだけ早く失業保険の手続きを始めましょう。雇用保険に加入していて派遣の打ち切りにあった場合、会社都合での退職となるので早めに失業保険を受けとることができます。失業保険の手続きを進めながら転職活動を行い、収入が途絶えないようにしましょう。
派遣が打ち切り後のモチベーション維持方法
仕事を打ち切られるとモチベーションが下がるのは避けられません。やる気を失ってしまうのも無理はないでしょう。しかし、新たな仕事を見つけるためにはモチベーションを維持する努力が必要です。まず人生設計を見直しましょう。
1.目標を立てプランを練る
選択肢はある程度限られるかもしれませんが、自分の好きな仕事を見つけるチャンスになるかもしれません。もう1度自分の目標を定め、それを実現するためのプランを立てればやる気が湧いてくるかもしれません。
2.自分のスキルを見直す
どんなスキルを身に付けたいかについてもよく考えます。そうすれば、よりよい仕事に就くチャンスも増えるでしょう。
また、できるだけ早く転職活動に打ち込むことも重要です。
次のステップが見えていれば、ダラダラと日常を過ごすことがなくなります。仕事をしていないことに罪悪感を覚える方は少なくありませんが、転職活動を一生懸命していればネガティブな感情を忘れられるでしょう。
派遣が打ち切りになった後の切り替えが大事
派遣が打ち切りになると少なからずショックを受けるでしょう。しかし、そこでずっと悩んでいてもモチベーションを維持することはできません。むしろできるだけ早く切り替えて対策を講じ、転職活動を行うことでよりポジティブな生活を送ることができるでしょう。
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