派遣会社に登録しようとすると、適性検査を受ける必要があります。適性検査と聞くと難しそうに思うかもしれませんが、決してそのようなことはありません。それでも適性検査でどんな点が見られているのか、注意点などについて知っておくと安心できるでしょう。
今回は、適性検査と受ける際の注意点について解説します。
派遣会社の適性検査で見られること
派遣会社に登録して働く前に行われる適性検査は大きく分けて2つあり、それぞれ見られるポイントが異なります。
・1. 性格診断
1つ目の適性検査は性格診断です。心理テストやパーソナリティテストなどと呼ばれることもあります。
これは労働者の性格や人格を派遣会社がある程度把握するための検査です。また精神障害があるかどうかもある程度見極める助けになります。
どの企業でも新入社員に行っているものなので、それほど特別な検査というわけではありません。その人がどのような性格の持ち主なのか、難しい状況に直面したときにどのように行動するのか、仕事に対する意欲はあるのか、正直かといった点を調べます。
面接だけではその人の性格を知ることは困難なので、性格診断によってどのような仕事に向いているのか、どこに派遣することができるかの判断材料とするのです。
・2. 能力テスト
性格診断とともに実施されるのが能力テストです。その労働者が必要とされる学力や能力を持っているかを判断するものです。一般的なものであれば、簡単な四則演算や漢字の読み書き、時事問題などが出題されます。
他にもパソコンのスキルやタイピングの速さを見ている場合もあります。特定の業務を行うことが分かっているのであれば、その業務を問題なくこなせるかを調べるテストも行われるでしょう。
派遣会社の適性検査を受ける際の注意点
派遣会社の適性検査の結果次第で派遣される企業が決まります。ただし適性検査を受ける際の注意点がいくつかあります。
・設問には正直に回答する
自分の印象をよくしようと、嘘の回答をしてもばれてしまうことがほとんどです。嘘がばれてしまうと印象は非常に悪くなりますし、性格に合わない職種や業務を紹介される可能性があります。
・可能な限りあいまいな回答は避ける
回答の選択肢には「どちらかといえば当てはまる」というようなあいまいなものもあります。ただし、あまりにもあいまいな回答ばかりでは、派遣会社としても性格を測りかねてしまいます。正確な診断が出るように、可能な限り「はい」か「いいえ」で回答するとよいでしょう。
適性検査で不安になる必要はない
適性検査は学校のテストのように順位をつけるものではなく、登録した労働者に長く働いてもらうための派遣先を見極めるためのものです。ですから「結果が悪かったらどうしよう」などと考えずに、働き始める前の通過点として気楽に適性検査に臨みましょう。
実際に就業したとき、「自分にこの仕事は合っていない…」というミスマッチが起こらないようにするためにも、質問内容には正直に回答することを忘れないようにしてくださいね。
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