職業訓練を受けるか、派遣で働くかで悩んでいる方はいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、職業訓練を受ける・派遣で働くことのそれぞれのメリットをご紹介しますので、迷っている方はご一読ください。
職業訓練とは
職業訓練とはどういったものか、以下で詳しく見ていきましょう。
・職業訓練とは？
職業訓練とは、就職のために必要なスキルや知識を習得できる公的な制度です。期間は3～6か月が一般的ですが、1年以上のコースもあります。
・職業訓練の種類とコース
職業訓練は、大きく分けて「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2つです。コースは「事務」「建築」「金属加工」「CADやWebデザイン」「Webプログラミング」「医療介護」など、多岐にわたります。
・公共職業訓練とは
公共職業訓練は、失業保険を受給している求職者が対象です。
| 対象者 | 雇用保険受給資格者 |
| 受講費用 | 無料（テキスト代などを除く） |
| 訓練期間 | 3か月～2年程度 |
| 手当 | 基本手当
受講手当 通所手当 寄宿手当 |
・求職者支援訓練とは
求職者支援訓練は、失業保険を受給できない求職者が対象です。
| 対象者 | 雇用保険を受給できない方 |
| 受講費用 | 無料（テキスト代などを除く） |
| 訓練期間 | 2～6か月程度 |
| 手当 | 職業訓練受講手当
通所手当 寄宿手当 |
・職業訓練を受けるメリット
- 専門的な知識を無料で学べる
- 失業保険の待機期間の解除
- 給付金がもらえる
- 就職支援を受けられる
職業訓練のメリットは、基本的に無料で専門的な知識を習得できることです。失業保険の受給資格者であれば、失業保険（基本手当）の延長や待機期間の解除もできます。失業保険を受給できない人でも、条件を満たせば月10万円の職業訓練受講手当を受け取ることが可能です。
職業訓練よりも派遣で働いたほうがいい？
職業訓練では、手当を受給しながら知識や技能を学べますが、派遣で働くことにもメリットがあります。以下では派遣を選ぶメリットを解説します。
・実務経験が身につく
職業訓練は実務経験にはなりません。派遣の場合は、実際に仕事をして必要なスキルや経験が身につけられるため、キャリアアップにもつながります。
・履歴書に書くことができる
派遣で働いた場合は就業歴として履歴書に書くことが可能です。派遣の採用では、特に実務経験が重視されるため、評価も高くなります。
・派遣先に就職できる可能性がある
職業訓練は一定期間学んだ後に就職先を探しますが、派遣では実際に就業しているうえ、派遣先に就職できる場合があります。派遣先で評価されれば、正社員として採用になる可能性もあるでしょう。
まとめ
派遣で働けば賃金を得ながら実務経験を積むことができます。職業訓練を受けるか派遣として働くかで悩んでいる方は、ジェーピーエーへご相談ください。横浜近辺でのお仕事をご紹介します。
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